

会社名:
Japan Agri Challenge Asia Co., Ltd.
業種:
農業(タイ産日本品種「びじんトマト」の生産、販売)
利用対象者:
営業、長距離ドライバー、バイクメッセンジャー
導入前の課題:
オフィス外で勤務するスタッフの日中の業務の詳細が見えなかった
配送が遅れた際に、スタッフの現在地を知りたくても知る術がなかった
求めるレポート内容が多く煩雑で、結果として適切なレポーティングがなされていなかった
効果:
GPSトラッキングによって現在地がリアルタイムで分かるようになった
アプリでの簡単なレポートにより、提出率が向上、業務の詳細が良く分かるようになった
今回は、Japan Agri Challenge AsiaのMD迫田様にお話を伺います。よろしくお願い致します。

(びじんトマトMD 迫田様)
Flare:
まずは御社のサービス内容について、簡単にご紹介いただけますか。
迫田様(以下、迫田):
当社は、タイで日本の品種、品質のミニトマトである「bijin tomato(びじんトマト)」というブランドを作り、生産・流通・販売している会社です。生産拠点はタイの北部・東北部の2カ所にあり、バンコクには本社兼営業拠点があります。我々の特徴としては、生産から配送まで自分たちで行っていることですかね。すべての生産を自社農園で行い、農場からバンコクへの配送、冷蔵保存、飲食店や一般のお客様への配送までを自社社員で担っています。
Flare:
なぜ配送まで自社で行っているんですか。
迫田:
その方がコストが低かったんですよね。最初は生産以外の物流はアウトソースしていたんですが、タイの地方の冷蔵物流って本当に高いんですよ。農場からの配送と、バンコク内での配送もまた別料金だったりもして。なのでドライバーを雇って、車をリースしたほうが安いという結論に至り、すべてを内製化しました。
Flare:
なるほど、ちなみにいまドライバーの方は何名くらいいらっしゃるんですか。
迫田:
長距離ドライバーは3名、バンコク内での配達担当は2名でまわしています。

(社員メッセンジャーのBoonyang様)
Flare:
ありがとうございます。では、その配送スタッフの皆さんにもご利用いただいているFlareDashについて伺わせてください。まずは、どのようにFlareDashを知っていただいたのでしょうか。
迫田:
SNSですね。当時、働く場所と時間がFIXされていない営業や配送スタッフに対して紙やチャットベースでのレポーティングを多く求めていたんです。結果として、やるべき作業が多くなり、かつ管理側でのチェック作業も増え、社員の幸福度が下がってしまったんですよね。このような問題の解決策がないかとSNSに投稿した際、Flareの代表に返事をいただいて、直接FlareDashのご案内をいただいたんです。それがきっかけですね。
Flare:
そうだったんですね。実際に使っていただいた感想としてはいかがでしょうか。
迫田:
まずは何より、シンプルで良いですね。実際に使う社員がいつどこにいても簡単に使えることが重要で、なおかつ管理側も煩わしさ無くレポートを確認、管理作業が完結できるものを求めていたので、この簡単な操作性は非常に良いです。
また、うちのやりたいことに合わせてカスタマイズできることもメリットだと感じています。今後運用が変わったとしてもそれに対応できる柔軟性はありがたいですね。
Flare:
ありがとうございます。現在は3職種の社員の方々に使っていただいているんですよね。
迫田:
はい。営業、長距離ドライバー、バイクメッセンジャーの3職種で、主に彼らの日々の行動管理、リアルタイムな位置情報の把握を目的として使っています。管理者のスマートフォンに通知がとんでくるので、それも分かりやすくて重宝している機能です。

Flare:
では今後、FlareDashを使っていただきながら、ビジネスをどのように発展させていきたいか、発展させていけそうかという展望はおありでしょうか。
迫田:
配送・営業の見える化はFlareDashで実現することができました。今後は配送ルートの最適化などにも取り組んでいければと思います。
あと現場の農場のアナログ管理をデジタル化したいと考えています。
今はトマトの苗が何センチ成長したかや気温の管理も現場の農場スタッフが紙に記入しているのですが、紙が水で汚れりして数字が消えてしまってスプレッドシートに転記するときに分からなくなってしまうケースが多々あります。 紙に書いている情報をスマホで現場で入力できたらいいなと思っており、FlareさんのもうひとつのソリューションFlareWorkをそれに使ってみたいです。
農業においては環境データ、作物の生育データ、オペーレーションデータの取得が重要なんですが、この3つのうちのオペレーションデータの記録、取得にはFlareWorkはかなり適していそうですね。今はマニュアル的に紙に入力しているんですが、これがアプリで簡単に入力できるようになると作業も楽になるし、転記を待たずにリアルタイムにデータが見れるようになるのでとても良さそうです。
将来的に農場のフランチャイズや栽培委託を進めていく中で、Flareのシステムで、どこの農園に対しても決まったフォーマットに記入をしてもらうことができれば、現場の見える化もできますし、かなり管理はしやすそうですよね。属人的な報告ではなく、均一な形式でのデータが見れるようになります。
Flare:
なるほど。FlareDashで配送や物流の見える化はできたので、今後はFlareWorkで農業の現場の紙からの脱却、DXを進めていきたいということですね。
迫田:
はい、まさにそうですね。
Flare:
ありがとうございます。
本日話をお伺いしましたJapan Agri Challengeさんの「びじんトマト」は、Big C, Central Foodhall, DonDonDonki, Foodland, Golden Place, Gourmet Market, Makotoya, Max Valu, Siam Takashimaya, Tesco Lotus(Sukhumvit 50支店のみ)Tops, UFM Fuji super等、バンコク都内ほとんどのスーパーで購入することが可能です。
また、びじんトマトのLINE公式アカウントから日本語にてご注文、デリバリー配送も受け付けています。

公式アカウントは下記より
